どくたーすらんぷ あまのさん

医学という特異な世界にどっぷり入り込んだあまのの日常

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

USMLEおやすみのおしらせ

4月滑り込みセーフ!(たっぷりアウトです)

というわけで、現在GWにてムスメの親戚顔見せのため、両家実家巡りをしております。

さて、表題の件ですが
アメリカの医師国家試験であるUSMLEのお勉強を1年間しこしこやってきたわけで、
この夏にでも受験しようと思っていたのですよ。

そもそも、このお勉強の背景として、USMLEを合格していればアメリカで臨床の修行ができる、
というものがあるわけです。
日本のお医者さんで「アメリカ留学帰り」の先生方の9割9部は研究の修行であり、
この研究留学であればUSMLEは不要なのですが
アメリカで臨床を行うためには当然ながら向こうの医師国家試験合格が必要なわけなのです。

アメリカでの臨床の修行にはレジデントとフェロー、という2つの道がありまして、
レジデントコースはその後アメリカで(超高給の)お医者さんができるようになる道で、American Dreamの野望を持つインドや中国のお医者さんたちが必死で食らいついてくる狭き門です。
フェローコースは日本で専門を持ったあとで、アメリカで数年だけ修行をする道で、このコースではアメリカではお医者さんができるようにならないため、レジデントコースよりはまだ競争率は高くないです。

で、あまのが現在考えている放射線科はアメリカでは超人気の診療科のため、レジデントコースはアメリカ人以外ではほぼ閉ざされている状態ですが、フェローであれば可能性はあるため、フェローコースでアメリカにいきたいなあと思っていたわけでした。

そんなこんなで先月お知らせしたように、アメリカの大学病院に実習に行って色々お話を伺ったのですが
そこのお偉いさんから2015年からはフェローコースは無くなり、レジデントコースのみになるという話を聞いてしまったのです。

もちろん、今後ルールが変わる可能性もありますし、ルールには抜け道がある可能性も否めないですが、
この果てしなき狭き門のために家族の時間を犠牲にするのもどうかなあ、と思い、USMLEの受験はおやすみすることと相成りました。

とはいえ、英語で医学を学ぶことの有用性は疑うべくもないため、
これからも解剖学や疫学、病理学分野のお勉強は続けていこうと思います。

あとは今年度受験の日本の医師国家試験と、子育てに勤しむ日々となりそうです。
頑張りますですはい。
  1. 2013/04/30(火) 07:43:18|
  2. 医学部関連


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。