どくたーすらんぷ あまのさん

医学という特異な世界にどっぷり入り込んだあまのの日常

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大腸内視鏡+大腸ポリープ切除術してきました3(後処理編)

さて、無事ポリープ切除が終わったわけですが
もうちっとだけ続きます。後処理です。

いま、大腸の粘膜を焼き切られ、クリップで止血されただけの状態なので
このままぱくぱくご飯を食べられて出血されては大変なため
絶飲絶食+点滴+出血フォローのため一日入院が決定しました。

施術直後、内視鏡室のベッドでしばらく横になった後、
大げさにも車いすにて病室に連れて行かれました。
車いすに乗るなんてベビーカーの時ぶりです。
ちなみに痛くもかゆくもないのですが、一応出血を心配してとのことです。

で、カーテンで仕切られたプチ個室な病室につれていかれました。
ここであまのは一晩過ごす模様です。
ありがたいことにコンセントがついていました。
これでiPhoneもPCもやり放題です。

で、朝から何も食べずに下剤を飲んで出すだけだったため
お腹ペコペコのあまのに点滴を施してもらえることになりました。
点滴なんて受けるのいつぶりだろう。

さて点滴の針刺しです。
採血は皮膚の薄い肘内側から針を刺すのですが、
点滴は針をつけたまま動いたりできるよう、前腕外側とかに刺すようです。

新人っぽい看護師さんがあまのの左前腕に針を刺しますが、なかなかうまくいきません。
では右手でお願いしたところ、見事成功!

看護師さんは点滴がまだ苦手そうで、申し訳なさそうでしたが、
医学生に実習でオッカナビックリ針を刺される不安感に比べればもの凄い安心感です。
こう考えられるのも医者の卵の良いところ?

で、当日夕方から夜にかけて200ml+500ml+500mlを
ガンガン点滴されます。計1.2リットル。

これだけの水分が直接血液に投入されると考えると
なんだか気分が悪くなります。
体液量が増えるという点では水がぶ飲みしても大して変わらないんでしょうけど。
そして順次腎臓からこし出されるだけだから問題ないんでしょうけど。

胃も腸も完全にからっぽなのですが、
点滴を受けているとあまりお腹がすきません。
人間の体というのは不思議なものですね。

そして点滴を受けたまま9時消灯となりました。
起床は6時です。
刑務所みたいなとても健康的な生活です。

なんか腕に長い点滴針が刺さったまま寝るというのも気持ち悪く、
なかなか眠れません。ぐぅ。



夜中2,3回トイレに起きましたが、さわやかな朝がやってきました。
そしてさわやかな目覚めの採血。
大腸からの出血による貧血があるかどうかを調べるみたいですね。

そして朝8時ごろについにご飯が出てきました。

朝食
おかゆと具なし味噌汁でした。
空っぽの胃腸に対して優しそうなご飯です。

ちなみに点滴針は昨日から刺さりっぱなしで、食後に
朝ご飯のおかわりと言わんばかりに200ml点滴を頂きました。

その後、お医者様がベッドに来て、昨日のポリープ切除について説明。
結局、元々分かっていたS状結腸の5mm弱のポリープのみで、他に異常は無し。
ポリープはほぼ間違いなく良性だと思う。病理診断の結果は一週間後。
貧血もないので、もうお昼を食べたら退院でOKとの事。

めでたしめでたしでした。
と言うわけでお昼ご飯です。

昼食
もう完全に普通の食事ですね。おいしく頂きました。

ここでご飯を食べながら、ふと考えること、、
下剤であれだけ念入りに大腸内の残渣やら宿便やらを完全に洗い流してしまっては
大腸の腸内細菌叢の絶対量も減ったのでは?

すなわち、今ここでビフィズス菌とかを取りまくれば
菌交代現象とは言わないまでも、かなり善玉菌優位な状態にできるのでは??

と、素人考えをしてみたりしてみました。
なるべくお肉類を控えめに、ビフィズス菌を多めにとってみようと考えたりしました。
まあ多分下剤程度では腸内神経叢はさほど変化はしないとは思いますが。

と言うわけで、本日のハイライト、ご精算のお時間です

ねがいましてーはー
手術料6万円弱、
病理診断1500円、
DPCというお上が決めた入院関連包括費用7万円強
食事とか千円ちょっと
その他細かい料金併せて、13万円強
三割負担で、4万円ちょっと、なーりー

一泊二食、下剤に点滴付きのお宿と考えるとちょっぴり高級ですが、
なんと言っても手術つきですので、こんな所でしょう。

と言うわけで、プチ患者さん体験+プチ入院体験が無事終わりました。
色々とお勉強になりました。
こうして、ただの入院もお勉強になるところが、医学生の良いところですね

ついでに大腸内視鏡やらポリープ切除やらをやる方へのご参考になれば幸いでございます。
ではでは。
  1. 2011/03/25(金) 21:32:11|
  2. 患者さん体験


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